102 中国広西における「農家楽」のデスティネーションイメージに関する研究-風景イメージスケッチ手法を通って

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102 中国広西における「農家楽」のデスティネーションイメージに関する研究-風景イメージスケッチ手法を通って」への8件のフィードバック

  1. 農家楽という観光形態があることを初めて知り、大変興味深かったです。現在の農家楽の課題として農家が観光に関し専門的でない点が挙げられていましたが、経営や観光地化に関して専門業者に委託することなどは行われていないのでしょうか。

    • 相川さん、質問ありがとうございました。返信が大変遅くなってしまい、失礼しました。
      農家楽とは、日本農園パーク、農林業体験施設と似てる観光形態ですね。1990年代にまず四川省から流行ってきて、全国を波及しました。一部の農家はこれをきっかけにし、お金持ちになってきたが、失敗の例もたくさん出てきました。基礎施設の整備には資金がかなり必要、農家が主な出金者になる場合、大きなリスクと伴います。お金に拘れるグループは普通コストダウンのため、他人に依頼しようとはしないです、デザイナーさえも雇用しない。何もかも全部自分や家族と一緒にやり、完全な家族経営になります。これは一番普及なパターンですね。その他、お金持ち出身の農家楽投資者(例えば外部からのある社長はある村で土地を借りて旅行サービスを提供する)専門家のデザイナーや旅行会社、若しくは政府の旅行局と手を組む場合は多いです。以上のように、中国各地の農家楽の発展は大きな格差が生じています。

      回答は長くなてしまいすみませんでした。農家楽の話題について、また興味の点があれば、メールでゆっくり話しましょう。メールアドレスを返信の欄に付けました。どうぞ宜しくお願いします。

  2. 北海道大学 農学部 生物資源科学科 花卉・緑地計画学研究室の学部3年の相川萌音です。先ほどのコメントに記載し忘れてしまいました。すみません。

  3. 日本が先進と言うわけではないと思いますが、札幌近郊にも農家楽のような形態の宿泊施設が幾つかあると思うので、是非探してみて下さい。
    そして、それぞれがどんな工夫をして頑張っているのか取材させてもらうのも大変参考になるのではないでしょうか。
    風景イメージスケッチを描くという情報収集の手法は面白いですね。視覚的にとらえたり訴えたりするのは非常に効果的だと思いました。

    • クマガイさん

      コメントありがとうございました。返信が大変遅くなってしまい、失礼しました。

      札幌の近郊には確かに参照に成れる優秀な例がたくさんありますね。いっぱい考察したいですが、コロナルの影響で今年の3月からずっと中国に滞在し、札幌に戻られない状況になってしまいました。幸い、今月末のチケットを取り、来月は学校に戻れるはずです。いっぱい考察しようと思っています。

      また、LISTの運用は初めてですので、正直に言って、データの分析に困っています。特に絵をどうやってデータ化するかまた上田先生の先行文献を読みながら考え中です。これからのデータ分析について、もし興味があれば、メールで連絡してください。

      メールアドレスを返信の欄に付けました。ご貴重な意見を伺いします。どうぞ宜しくお願いします。

  4. 北海道大学建築計画学研究室の野村です。私も中国・内モンゴル自治区で牧畜民による「牧民之家」と呼ばれる民泊型の観光について研究しているため、大変興味深く拝見しました。
    研究手法であるLISTですが、これは、やはり現地住民に実施することは不可能でしょうか?わたしも牧畜民に描いてもらったことがありましたが、ほとんどうまくいきませんでした。こちらが描いたものを分析対象にするというのは、LISTの本来の主旨と合致するのか、今後、大学生等の一定の教育を受けた対象以外で実施する場合のアイデアなどがありましたら、是非教えて下さい。
    (口頭発表で言及しておられた場合はすいません)

  5. 野村さん

    コメントありがとうございました。返信が大変遅くなってしまい、失礼しました。

    野村さんもLISTで研究を行っていますね。実は、最初自分の研究計画を考えた時、とても不安だった。描画でデータを取るアンケートはやっぱり選択肢から選ぶアンケートとは違い、記入するのは容易ではないと考えました。一応やってみようという気持ちを持ってアンケートを配付しました。その結果は2つの極端になりました。

    まず、大学生へのアンケートは大成功でした。しかも、今度アンケートしたサンプルは全員体育系の方で、描画の素人と考えられます。それでも、ほぼ全員がうまく描画してくれました。絵の質に問わず、それぞれの絵から皆のイメージが読み取れます。なので、LISTは大学生グループに受け入れられると私は考えでいます。

    一方、農家楽のオーナー達は、皆慣れていないと反映しました。これは教育の程度と関係があると推測できるかもしれません。今度アンケートしたオーナーの平均学歴は高校生中退のレベルで、文字の記入さえうまくできませんでした。一部のサンプルは描画に拘れないが、皆は全部平面図しか描きませんでした。

    以上の2点は今回のLIST導入実験に発見したことです。普遍化になるまでまたたくさんの実験が必要ですので、これからもともと試しようと思っています。

    メールのアドレスを返信の欄に付けました。よろしいければ、LISTの研究について今後もいっぱい意見を交換し、共に頑張りましょう。どうぞ宜しくお願いします。

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