今年の日本造園学会北海道支部見学会は、「炭都夕張を歩く~破綻と再生のランドスケープ~」をテーマに、石炭博物館や今も残る炭住、ズリ山など特異なランドスケープの成立の背景や歴史に着目し、明治期以降、北海道の基幹産業であり、日本の産業、エネルギーを支えた石炭、炭鉱の閉山から「バリバリ夕張」に象徴される観光開発と財政破綻、そして、再生へと続く、夕張のまちづくりの代表的な施設とこれが作り出すランドスケープを巡ります。
主催:公益社団法人日本造園学会北海道支部
日時:2024年8月31日(土) 9:00(札幌駅北口集合)~17:30頃( 大通4丁目解散)
見学先:夕張石炭博物館、幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば、拠点複合施設りすた、清水沢ズリ山など
参加予定:27名(先着順)
参加費:(施設入場料、昼食代を含みます)
一般(会員以外) 4,000円
日本造園学会員、学生 3,000円
夕張市石炭博物館は、石炭産業について石炭と炭鉱をテーマに、石炭の生成から開発、利用など技術や労働、生活を実物の資料、坑道、石炭層などを紹介しています。夕張市石炭博物館では、指定管理者であるNPO法人炭鉱の記憶推進事業団常務理事の酒井裕司氏(日本造園学会会員)に解説いただきます。
幸福の黄色いハンカチ想い出ひろばは、1977年公開『幸福の黄色いハンカチ』(山田洋次監督)で高倉健が演じた主人公島勇作と妻光枝(倍賞千恵子)が再会を果たす感動のラストシーンを再現した施設です。自由見学します。
最後に、もっとも炭鉱らしさが残る清水沢エリアでは、眺望の良いズリ山など炭鉱遺産や南部列車公園(旧三菱南大夕張駅跡)を一般社団法人清水沢プロジェクト代表理事の佐藤真奈美氏のガイドで巡ります。
炭鉱遺産と夕張のまちづくりの代表的な施設を関係者の解説付きで巡る見学会へ、皆さまのご参加をお待ちしております。日本造園学会員以外の方も大歓迎です。
申込方法:8月25日(日)23:55までにpeatixよりお申し込み願います。
https://jila-hokkaido20240831.peatix.com
コンビニ/ATM払いを選択する場合には、注文1件あたり220円の手数料が購入者負担となります。コンビニ/ATMでの支払期限は、お申し込みから3日以内となります。
見学会当日は、Peatixのウェブサイトのチケット画面を印刷した紙、または、Peatixアプリ(無料)に表示される電子チケットをお持ち願います。
集合時間、集合場所等の詳細は前日までに参加者の皆さまに電子メールでご案内する予定です。
昼食は夕張市石炭博物館会議室にてお弁当を用意しています。
途中徒歩で移動しますので、歩くのに適した服装、靴でお越し下さい。ずり山に登る際などは足元に十分気を付けて下さい。
主催者では国内旅行傷害保険等は加入しておりません。必要な方は各自加入をご検討願います。
中止の連絡と参加費の返金:
悪天候など主催者の判断で、見学会を中止する場合があります。中止の場合には、前日までにPeatixを通じてお知らせするとともに、電子メールで参加者の皆さまに連絡します。主催者の判断で中止する場合は、参加費より手数料を差し引いた金額を返金いたします。
参加者の都合による不参加の場合は返金できませんので予めご了承願います。
コーディネート及び問い合わせ先:
太田広(北海道支部運営委員)
hpcsenmu【@】hoso-jigyo.or.jp
*【@】は半角@に変更して下さい。