今年の日本造園学会北海道支部見学会は、『北海道の公園150年』(令和4年3月発行)より、「北広島市の公園史」に記されている北広島市の新旧のランドスケープ、国史跡「旧島松駅逓所」と今年開業した「北海道ボールパーク Fビレッジ」に焦点を当て、注目の施設を巡ります。
主催:公益社団法人日本造園学会北海道支部
日時:2023年8月20日(日) 9:30(札幌駅北口集合)~17:00頃(札幌駅北口解散)
見学先:旧島松駅逓所(北広島市)、F VILLAGE(北広島市)、サッポロビール庭園(恵庭市)*
*「サッポロビール庭園」は、状況により見学しない場合があります。
参加定員:33名(申込先着順)
参加費:(施設入場料を含みます)
- 一般(会員以外) 4500円
- 一般(日本造園学会会員) 3500円
- 学生(会員以外) 3500円
- 学生(日本造園学会会員) 2500円
申込期限:7月14 日(金)18:00までにpeatixよりお申し込み願います。
https://jila-hokkaido20230820.peatix.com
島松駅逓所は、明治以降最も早くに建てられた駅逓の一つで、札幌本道(現・国道36号)の開通に伴い、交通の要衝として設置されたものです。また、札幌農学校(現・北海道大学)教頭として、米国から招かれていたクラーク博士が、明治10年4月の帰国の際、見送った生徒たちに対し、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」という有名な言葉を残した地でもあり、「クラーク記念碑」が建てられています。
北海道ボールパーク F VILLAGEは、昭和45年の広島町総合開発計画で、野球場、プール、テニスコート等を配置した総面積56haの総合運動公園建設構想が計画されたことに始まります。平成5年には総合運動公園計画地を都市計画決定し、平成8年に基本設計が実施されました。平成27年に国が進める官民連携の推進方策に倣い、総合運動公園における官民連携による整備の調査に着手しました。平成30年にボールパーク建設候補地として正式決定され、運動公園の核となる新球場が日本初の屋根開閉式の天然芝フィールドとして今年開業しました。
また、F VILLAGE GARDENは、北海道を中心に国内外で高い評価を得る高野ランドスケーププランニングが監修、ガーデン・デザインは、「チェルシー・フラワーショー2019」ゴールドメダリストの柏倉一統氏と佐藤未季氏が担当しました。
F VILLAGE GARDENは高野ランドスケーププランニングの村田周一氏(日本造園学会会員)が解説します(予定)。また、エスコンフィールドは、グランドウォークをはじめ、チームエリアやインタビューエリアなどボールパークの裏側をファイターズガールの案内で見学します。
2023年話題のF VILLAGを含む、北広島市の新旧ランドスケープを設計者の解説付きで巡る見学会へ、皆さまのご参加をお待ちしております。日本造園学会員以外の方も大歓迎です。
ツアー・コーディネート及び問い合わせ先:
太田広(日本造園学会北海道支部運営委員会)
hpcsenmu【@】hoso-jigyo.or.jp
*【@】は半角@に変更して下さい。