(一社)日本造園学会北海道支部主催ランドスケープ研究会
ワークショップ:芸術をランドスケープにする
趣旨
まちづくり、テーマガーデン、博物館施設、舞台装置などのデザインにおいて、地域独自の文化や芸術作品は発想の宝庫です。ところが、表現活動における文化と独創の両立は古くて新しい問題であり、いまだに確固とした方法がありません。
このワークショップを通じて、ともすれば非科学的とされ、それゆえ文化とも主観ともされてきた「美」を無理なくデザイナー個々人の創作活動に取り入れ、文化と独創の両立したデザイン発想を行えるようになりましょう。
ワークショップ
音楽、現代詩、小説といった視覚以外の芸術作品を取り上げ、作品の読解によってデザインを発想し、アイデアスケッチを行う方法を解説します。例としてクラシック音楽や現代詩、小説などを使います。
この技法の特徴
・簡単
・歴史、文化、芸術などが反映されたデザインになり、かつ、わざとらしくならない
・デザイナー自身の発想が誘発され、創造的なデザインになる
・でき上がったデザインに、ユーザー個々人が自分なりの思いを育むことができる
・クライアントやユーザーに説明しやすい
対象者
造園をはじめ建築、土木、インテリアなど住環境全般をデザインする実務者と学生、文化に関係する実務者、研究者。視覚以外の表現に携わる者(音楽、文学など)
開催日時2024年4月27日土曜日13:30〜15:30
5月4日土曜日10:00〜12:00 同内容で二回開催
参加費:資料代、場所代含めお一人¥1,000(お茶、お菓子付き)
場所:㈲風土計画舎(小樽市入船4-5-3、電話0134-23-1309
その他 造園CPD:2単位(申請予定)
実施結果は本年度の北海道支部研究発表会で発表・報告予定です
ご参加ご希望の方は
Atelierpiano(アットマーク)gmail.com
※(アットマーク)は@
にメール下さい
講師紹介
昭和42年生、建設コンサルタント勤務ののちフリーランスで公園緑地、庭園、博物館展示企画設計を行う。この間北海道教育大学、北海道環境専門学校、ヒューマンアカデミーで非常勤講師(森林緑地計画論、社会行政論、造園緑地学、CGデザイン担当)。造園と文化の研究で北海道大学より博士(文学)。(有)風土計画舎代表取締役。著書『名付けえぬ風景をめざして』(北大出版会)等、論文多数。社寺境内の活用を考える「鎮守の森コミュニティ研究所」特別研究員
[単位]2.0
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