【開催日時】 2014年10月4日(土)15:00~17:00
【開催場所】 北海道大学農学部(札幌市北区北9条西9丁目)
【テーマ】「再考:都市の緑の活用促進 子どもの遊び場の視点から」
【趣旨】
家庭用電子ゲーム機の普及やインターネット利用の拡大など、生活環境の変化が子どもの遊びを変質させています。積雪寒冷地である北海道は、冬季の自宅への閉じこもりが子どもの運動不足や体力低下の原因となっている点が指摘され、外遊びの重要性が改めて見直されています。一方で、都市の遊び場として重要な役割を持つ公園緑地は、子どもたちにとって量的に十分といえる状況でしょうか?また子どもたちにとって魅力あるものになっていると言えるでしょうか?
このシンポジウムでは、公園緑地の研究や実務に関わる専門家の方々をお招きし、子どもの遊び場という視点から都市の公園緑地の現状や課題、先進的な活用事例などについてご講演をいただきます。また参加者の皆さんとの意見交換を通じ、公園緑地の魅力や価値を再認識し、質の高い外遊び環境づくりを考えるきっかけにしたいと思います。
【パネリスト】
木下 勇氏(千葉大学大学院)
学生時代から世田谷区のプレーパークづくりや住民参加、子ども参画のまちづくりに関わる。ユニセフChild Friendly Cities (子どもにやさしいまち)国際諮問委員会委員。
新谷 克教氏(札幌市環境局みどりの推進部)
札幌市の造園職員として石山緑地・五天山公園等の造成、西区、南区、中央区の公園・街路樹の維持管理業務に携わる。
金 由貴子氏(札幌市公園緑化協会)
西岡公園管理事務所に勤務、市内のプレーパーク事業をサポートしている。
【コメンテーター】
淺川昭一郎氏(札幌市公園緑化協会)
【コーディネーター】
椎野亜紀夫氏(北海道科学大学)
参加費:一般2,000円(学生無料)、懇親会4,000円(学生2,000円)
シンポジウムの参加について事前申し込みは必要ありませんが,終了後に18時から行われる懇親会への参加を希望される方は,9月19日(金)までに,apply@jila-hokkaido.comまで,件名「参加申込」とし,「氏名・所属」をお知らせ下さい。